暑―いおぼん。
某TV番組で話題になりました、○ぼん○ぼん師匠の芯まで凍える冷戦の影響もなく(笑)記録的なあっつーーーーいお盆でしたね(*_*; 世間一般にはよく「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるものですが、ナガノでは「お盆が過ぎれば暑さも落ち着く」の方がしっくりきますよね?少しずつしのぎやすい陽気になってきている気がします。もちろん「今年のお盆休みは9連休!?」という世間様の賑わいとは全く関係なく例年通りの繁忙期に追われておりましたShingen & Tokushinでざいます(笑)そんなbozuの愚痴は脇に置いときまして(笑)今回はまじめなお盆のハナシをしようと思います☆
お盆といえば、ご先祖様がお家に帰ってくる日。これは皆様の周知の理解であると思いますが、その原型となる行事が初めて日本で営まれたのは西暦657年頃との記録が残っております。それから約1400年ほど経った現代においても廃れることなく、報道から日常会話まで、誰しもが口に耳にする「お盆」の呼称。いったいそのルーツはどのようなものなのでしょうか?
「お盆」は元々は「盂蘭盆」という言葉でした。そしてこの「盂蘭盆」の由来には現在2つの説があります。
①サンスクリット語の「ウランバーナ」が語源で、意味は「逆さ吊りの苦しみ」であるとする説
②古代イランの言葉の「ウラヴァン」が語源で、意味は「霊魂」であるとする説
従来は①の説に基づき「逆さ吊りにされるが如き苦しみを味わっている亡者をも救えるのが盂蘭盆法要の尊いご利益」とされておりましたが、最近では②の説が有力とされ、古代イランで行われていた「霊魂(ウラヴァン)」を祀る儀礼が、中央アジア→中国→朝鮮半島→日本へと伝播していく過程で「盂蘭盆」という呼称になり、またその内容も各地の儀礼や先祖供養の考え、仏教の教えなどが混ざり合って、現在まで伝わる「お盆」の行事になっていったのではないかと言われております。
というわけで、いつものようにルーツを追ってみました☆へー。とか、ふーん。の世界ですね(笑)ただ、こうした伝統的な文化・風習・行事・民俗などを考えるときに、最も大切なことは、その伝統的習わしが「廃亡したり淘汰されたりせずに現代まで残り、今もあるという事実に目を向けること」だと思います。とかく、現代人は「文化伝統の類は、残そうとして保護保存をしたから残っている」と考えがちです。確かにそのような恩恵を受けたものもある一方で、実は数の上でほとんどのものは、各時代において無意識・有意識のうちに必要とされ続けた結果、淘汰されずに現代まで残っているものなのです。坐禅もそのひとつではないでしょうか??先人の知恵、経験によって「なんとなく良いもの」として伝えられてきた坐禅は、おかげさまで現代科学によって「確かに良いもの」と太鼓判を押されました。そしてその検証の中で、ガチガチの伝統的坐禅を修せない事情があり、簡易的坐禅を修したケースでも、脳の休息に一定の効果が見込めると結論付けられました。ほんといろいろがわかるいい時代になったものです(笑)
さて一緒にゆるゆる坐禅を致しましょう(^O^)疲れた脳ミソと心に一服の清涼を与えてあげましょう♪ いつもの会場で、いつものbozu 2 menでお待ちしております☆(笑)
文責:Tokushin
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