台風１９号と私たち
この度の台風19号による記録的豪雨により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。加えて、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。合掌
最低気温が０度を記録する日がポツリポツリ。冬が来ますね。皆様は変わらずお元気でお過ごしでしょうか？？( ^ω^ )
私事ではありますが、１０月・１１月にかけて、台風１９号による千曲川の堤防決壊周辺地域へのボランティアに参加して参りました。そこで見たのは想像以上の光景でした。足元には大量の粘土質の泥。家が車庫が納屋が斜めに傾き、自動車がお腹を見せてひっくりかえっている。それは東日本大震災時の津波被害に遭われた地域を想起させるような被害状況でした。ところが、その日堤防から見えた水量が落ち着いた千曲川は、向こう岸も、川の水面も見えないほどの幅広の川でした。そこに見えるのは泥が被さった果樹畑のみ。普段は水面も見えないようなこんな広い広い川があふれる。堤防が決壊する。自然の力というのは時として人智を軽々と越えてくる。使い古された言い回しではありますが、目の前の光景はそれがまごうこと無き現実であることを見せつけていました。
わたしが参加したボランティアの主たる活動は、浸水して使用不可能な家具などの運び出し、そして泥のかき出しでした。まず派遣されたのは、決壊箇所より少し距離があり、浸水被害に遭ったものの、泥がおしよせて来てはいない地域でした。浸水した家具などを運びだし、床下をさらい、消毒のお手伝いをいたしました。この状況でも十分に大変なことだと感じましたが、それ以上に大変なのは、泥が大量に流れ込んでしまった決壊箇所近隣地域でした。その次の機会に派遣されたのが、まさしく決壊箇所の目と鼻の先のお寺でした。家屋、お堂の中、もちろん庭中にも、泥が何十センチも堆積し、スコップですくい、一輪車で運び、それを重機ですくい、ダンプに載せて移動させる。言葉にするとこれだけの作業ですが、約２０人がかりでもびっくりするほど片付きません。とてつもない力でとてつもない量の土砂が流れてきたことに愕然と致しました。ただそれでも、人海戦術で立ち向かえば、いつかはすべての泥を撤去できるのも事実です。泥の撤去作業は、単に力仕事でして、難しく頭を使うこともなく、身一つで協力できますので、どうかケガや病気でない健康な体力自慢の方は、お時間のある時にご参加いただければ幸いです。現状は、ただただ人手が必要な作業が堆積している段階でした。（必要とされるボランティアの内容は日一日変化致しますので、現地ボランティアセンターの最新情報を必ずご確認くださいませ。）何より、困ったときはお互い様ですし、ある意味で今回は、ボランティア先で余震に遭うなどの二次災害の危険性なども大変低いボランティア活動でありますので、どうぞお力を貸して頂けたらと思います。合掌
文責：Tokushin
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【今後のzen café開催予定】
《定例坐禅会》
・2019/12/ 5（木）18:30～20:30 zen café ＠中町・蔵シック館
・2020/ 1/20（月）18:30～20:30 zen café ＠中町・蔵シック館
・2020/ 2/12（水）18:30～20:30 zen café ＠中町・蔵シック館
《コラボ企画》
・2019/11/29（金）18:30～20:30 zen café ＠中町・蔵シック館 ☆薬剤師セラピスト長岡はるみ先生とのコラボ企画 ～坐禅×心理療法 《心の風邪に薬は効くの？》～
・2019/12/17（火）18:30～20:30 zen café ＠中町・蔵シック館 ☆松本市波田 南インド料理ナマステさんとのコラボ企画 ～坐禅×ミルク粥《お釈迦様も食べたあのお粥？！》～