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zen café 出張坐禅研修会 昭和電工セラミックス(株)様にて 



 この度は、昭和電工セラミックス(株)様より、私どもzen caféに、社内メンタルヘルス講座の一環として、坐禅の指導をお願いしたいとのご要望を頂きまして、去る6月3日に、昭和電工セラミックス(株)塩尻工場様へ、社員様を対象と致しました出張坐禅研修会に伺って参りました。



 出張坐禅会当日は、昭和電工セラミックス(株)塩尻工場様の自社体育館を会場と致しました。広々とした体育館の環境を生かし、窓やドアを開放して換気を良くし、坐蒲の配置も前後左右の間隔を約2mほど設けました。受付には手指消毒用アルコールスプレーを設置し、非接触式体温計でご参加者様の体温測定も致しまして、マスク着用のもと、出張坐禅研修会を行いました。



 研修テーマは、メンタルヘルス講座「日常(スマホ)を置いて、ひと休み。zencafé出張坐禅会 ~コロナ禍のもと、心身を整える一助としての坐禅~」と銘打たせて頂きました。いつもzencafé坐禅会では、坐禅をして頂くことで、ご参加頂きました皆様に「ホッと一息ついて欲しい」「頭と心が少しでもスッキリして頂けるよう」などを思い、ご案内させて頂いておりますが、この1年半ほどに渡りますコロナ禍の今におきましては、コロナ以前と比べまして、有意識・無意識ともに心身へのストレスが増大している様子を感じております。コロナ禍によって増大したストレスを、坐禅の体験で少しでも解消していただけるよう、精一杯おつとめさせて頂きました。



 当日は、研修会の時間を90分と定めまして


我々の自己紹介

講話

坐禅の組み方案内

坐禅の実践

身体ほぐし

アンケートご回答

希望者様への警策タイム(あの木の棒で、バシーーーン!!タイムです笑)


 といったスケジュールで進めさせて頂きました。ご参加者様は25名様で、そのうちのお2人はイス坐禅でのご参加を頂きました。



 講話は「坐禅による自己観察のススメ  ~今・ここへの集中で、自己の体調や心の安心、幸福度を知る~」と銘打ち、Tokushin和尚が担当を致しました。現役の精神科医である樺沢紫苑先生の著書「最新科学から最高の人生をつくる方法 精神科医が見つけた3つの幸福」より、「幸せの三段重理論」や、「セロトニン的幸福」と「坐禅」の親和性などについてお話しさせて頂きました。



 坐禅指導はShingen和尚が担当をし、初坐禅の方に合わせまして、30分ほどかけてゆっくりと坐禅の組み方や心構えをご案内し、その後約20分間の坐禅実践を致しました。会場となりました昭和電工セラミックス(株)塩尻工場様の体育館の環境が静かなとても良い環境でして、風に木々が揺られる音ですとか、小鳥のさえずりなどが心地よく聞こえて参りました。


 講話・坐禅の後は、ご参加者様にアンケートをご回答頂きまして、警策(きょうさく)を受けたい方は、会場に残って頂き、大丈夫という方は、順次解散して頂きました。今回の研修会では、希望者制とした警策ですが、結局半分以上の方がご希望なさり、剣道二段のShingen和尚から、ビシバシと警策のご体験を受けて頂きました😃笑



 また、アンケートを拝見致しますと、坐禅初めての方が7割、ご経験の方が3割ということでしたが、多くの坐禅未経験の方が、坐禅に興味を持って頂き、この機会にご参加頂きましたことを大変うれしく思います。また、おかげさまをもちまして、講話・坐禅ともにご好評を頂きまして、「また坐禅をしてみたい」「日常でも坐禅の時間を作ってみたい」等のご意見を多く頂戴致しまして、zen café 事務局一同、とても感激致しました。長野県内のコロナの動向に注意し、対策を講じながらの開催ではございましたが、今回の出張坐禅会を行じることができてよかった。心からそう思いました。ちなみに昭和電工セラミックス(株)様の方でも独自のアンケートをご用意されてまして、後日その結果もお聞きしたところ、92%の方が「また坐禅会を開催して欲しい」というご意見であったと伺いました。とてもうれしいお声でございました。



 そして、当日案内をさせて頂きました私どもも、久しぶりにオンラインではない、対面しての坐禅会でした。コロナ問題の対処策として、1年半ほど前から、毎月の定例坐禅会はオンライン開催に致しまして、今に至っております。幾度となくオンラインで行じる中で、オンライン坐禅会の良さも重々感じてきておるわけでございますが、やはりご参加者様とともに坐る坐禅会は格別でございました。何か我々も原点回帰をさせて頂いたような、とても清々しい気持ちになりました😃



 昭和電工セラミックス(株)様、この度は私ども zen café に出張坐禅会をご依頼頂きまして誠にありがとうございました。ご縁に感謝。 合掌




追伸:出張坐禅会当日は、信濃毎日新聞社様、市民タイムス様にもご取材を頂きました。大変お世話になりました。ありがとうございました。



文責:Tokushin和尚






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